昨夜の夫婦喧嘩を綴ります

我が家は、比較的頻繁に夫婦喧嘩をする方だと思う。(仲良し夫婦をアピールしておきながら、なんてことだ)

 

 

例えば、この前の話。夕方、私は子供の食事を作り、夫の食事を作り、洗濯物を入れて・・・と忙しくしている。バタバタと忙しなく動く傍で、夫は子供とテレビを見ている。(夫は、子供と一緒にテレビを見ることも、子守りだと思っているらしい。)夕食後、夫は子供達をお風呂に入れる。皆がお風呂に入っている間に、私は食器を片付け、洗う。子供達をパジャマに着替えさせ、夫と2人で寝かしつけて、うっかり1時間ほど一緒に寝てしまってから起きて、私はお風呂に入る。お風呂から上がってきたら、部屋は散らかったままで、夫はお笑い番組を見ている。

こういう時、私は無表情になって、黙々と子供部屋を片付ける。「ガチャン!」とブロックが苛立ちと共に放り込まれる音で、ようやく夫は私の静かな怒りに気付き、大抵、「なんか怒ってる?」と聞いてくる。そして、「片付けてって言ってくれたら、片付けたのに」と言う。

 

 

例えば、昨夜の話。夫はお風呂上がりの私の下着を、いつもチェックする。ワコールのちょっと可愛いパンツか、オーバドゥのゴージャスなパンツか、ユニクロの綿パンツか、ちらっとパジャマから覗くのが、日課になっている。(この話だけで、また後日ブログが書けそうw)

私は、夫と一緒にいる時はできるだけ、可愛いパンツを履くことを心掛けている。しかし、可愛いパンツを履いていることをチェックした上で、ソファに座ってパソコンを開いて、「お、◯◯市の土地が安いけど、これは絶対山林やな」とか「◯◯市の土地で、150坪で3億やって。ありえへんなあ」とか、呟いている。これは、嫁としては、かなりがっかりだ。だって、夫は1週間の半分も家にいなくて、昨日もいなくて、明日からもいないのに、仕事の話ばかりされて、嫁としては本当にがっかりだ。

試しに少しちょっかいをかけても、全くパソコンをやめようとしないので、段々と腹が立ってきて、またもや無言で歯磨きをしにいくと、慌てて夫がパソコンを閉じた。そして、いつものように、「なんか怒ってる?」と聞いてきて、私の神経をより一層逆撫でする。さらに、「俺、明日もおらんのに」とかのたまうので、「知ってるわ」と返事して、私はさっさと寝室に向かう。

 

 

こういう時、きっと男性陣は、夫に同情するのだろう。「奥さん、そりゃきちんと言わんと、分かりませんわ」とか言うんだろう。「女は感情的で、きちんと説明しないからなあ」なんていう人もいるんだろう。

でも、あなたたち、職場ではちゃんと上司や同僚の気持ちを察して、仕事してるんでしょう?一から十まで言われないと仕事ができないなんてこと、ないでしょう?なんで、それを嫁にしてくれないのかと、心底疑問に思う。夫も、仕事ができるタイプの人間なので、全部説明されてないと動けない人ではないのだ。例えば、「有給余ってるなら、取ればいいやん」というと、「そんなん取れる雰囲気じゃないで。みんなも忙しいんやし」とか言う。え、ちゃんと察せてるやん。めっちゃ職場の空気読んでるやん。それなのに、なんで家では全然察しないの。

 

 

今まで、夫婦喧嘩をするたびに、男と女は脳が違うから仕方がない、と諦めてきた。男は察しない生き物なのだ、女は説明できない生き物なのだ、男女で脳の構造が違うのだ・・・。そうやって、男は理論的だとか、女は感情的だとか、脳の性差を理由に、無理矢理自分を納得させてきた。

 

しかし、最近になって、それは違うんじゃないかと思い始めてきた。夫婦喧嘩を、男女の違いだからと諦めるのはとてもラクだが、それでは同じことを何度も繰り返す事になる。その度に、不毛な言い争いをして、お互いにイライラして傷付いて、今日みたいに夜中の3時に起きて、気持ちを落ち着けるために、ひとりキッチンでポテトサラダを作り、それでもやりようのない怒りや悲しみをパソコンを開いて文字にするなんて、そんなこと毎回やってられない。

 

 

 

私は決めた。今度から、「察してください」と言おうと思う。「察してください」と言えば、きっと夫はいちいち説明しなくても察するだろう。夫が察せなかったとき、私は説明すれば良いのだ。それに、きっと「察してください」と一呼吸置けば、きっとお互いの置かれている奇妙な状況に、プッと吹き出すに違いない。脳の性差などに囚われてはいけない。夫は察することができる男で、私は説明できる女なのだから。

そうやって、結婚6年目にして、たくましく夫婦喧嘩を乗り越えていけるようになった自分を、少し誇らしく思う。

 

 

さて、5時になったので、寝ます。