10年ぶりにゲーム機を買う

「ねぇ。夜、2人でテレビゲームせえへん?」と提案してみた。夫は「は?なんで急に?」と目を丸くしていた。

 

 

ゲームに関しては、あまり良い印象がない。大学生の時、自分のバイト代でPS2を買った。幼少時代は両親が厳しく、ゲーム機を全く触らせてもらえなかったので、ゲームをするということに対して、強い憧れがあった。最新機種など目もくれず、とにかく昔やりたかったFFやDQなどの中古のソフトを買い、講義を休んでひたすらRPGをやっていた。

私は経済学部に在籍していたが、「学士だけじゃなくて、教員免許も取ったら?」と親に勧められ、教職関係の講義も受講していた。しかし、ゲーム三昧の堕落した生活を送っていたせいで、その単位があと一つ足りなかった。親は落胆していたが、私は別に教師になりたくもなかったので、全然どうでもよかった。(もしも教師になっていたら、絶対に夫と出会えてなかったので、今となってはよかったと思えるほどだ!)

 

まあそんなわけで、ゲームで堕落してしまった過去があるので、結婚したらゲームなんて絶対にしないぞと心に決めていた。夫はPS3を持っていたのだが、ソフトも揃っていたのに、ほとんどゲームはしなかった。そういえば、長男を妊娠した時、悪阻でどうにも動けなかった時に、弟にニンテンドーDSを借りてやっていたが、昔ほどワクワクしなかったので、そこまでハマらなかった。

 

しかし、この度夫にゲーム機をおねだりしてみた。最近、夫と一緒にやれることがあんまりないなあと気付いたからだ。夫は休日も仕事をしていることが多いので、週に2〜3日程度しか一緒にいられない。しかも、夫は平日の夜19時ごろに帰ってきて、子供をお風呂に入れたらそのまま一緒に22時ごろまで寝てしまう。そこから遅すぎる夕食を食べて、晩酌しながらテレビを見ていたら、一緒に過ごせる時間なんて、せいぜい1〜2時間程度だ。たったそれだけの時間しかないのに、専業主婦の私が夫に話せることなんて、子供の話くらい。それから、夫の仕事の話を聞くくらい。24時間×7日間のうち、夫婦で一緒に過ごせる時間なんて、本当に少ない。

 

なんでもいいから、2人で楽しめるツールが欲しい。そう思って、ゲーム機をお願いしてみた。そして、この度我が家に10年ぶりにやってきたのが、ニンテンドークラシックミニ・スーパーファミコンである。

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今回、Amazonの中古品取扱店で購入させてもらった。保存状態は「ほぼ新品」で、確かにパッケージに目立った傷はなく、備品も全て揃っている。使用感もほとんどない。ソフトを起動させてみても、動作に問題はもちろんなかった。2017年発売で定価7980円(税抜)だったが、現在は生産完了で販売が終了しており、中古で1〜2万で売られていることが多い。夫と一緒にネットを見ながら、あーだこーだとお互いに言い合い、9000円程度のものを購入した。ポイントを使ったので、実質3000円程度で買えて、超お得だったと思う。レビューを見ながら、「わかるわかる〜!」と2人で言い合う時間も楽しかった。

 

2日で届くとのことだったので、夫とファミコンをするのが楽しみすぎて、私はもう待ちきれなかった。仕事中の夫に Facetimeをかけて(大迷惑)、「まだ来てないんだけど、Amazonから何も連絡来てない?」と余計な催促をし、「今、宅急便のトラックが家に停まった!あれかも!」と宅配の様子を実況中継するという浮かれっぷり。ゲームを一緒にするというだけで、ここまでワクワクした気持ちになれるのも、なんだか新鮮な気がした。

 

夫と一緒にゲームをする!こんなご褒美タイムあっていいのだろうか!こうやって、夫婦で一緒に楽しめるツールを購入するときは、その過程も含めて楽しむのが良いと思う。「嬉しい!」「楽しみ!」というポジティブな表現は、どんどん夫に見せていこう。「一緒に過ごす時間を楽しみにしているよ」という素直な気持ちは、お互いをハッピーにする。嬉しそうに宅配便を待つ妻の姿も、より一層輝いて目に映るに違いない。ギャーギャーとけたたましすぎると、ただのはしゃぎババァになってしまうので、あくまでも「ちょっと浮かれポンチ」くらいな程度がお茶目で良いと思う。Facetime越しにはしゃぐ姿が、いつもより3割り増しで可愛く映ってたらいいなあ。

 

さて、実際に一緒にゲームをしてみた感想は、また次回。